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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002WXN

有価証券報告書抜粋 株式会社 サカタのタネ 研究開発活動 (2014年5月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

主力商品である野菜と花の品種開発は、研究本部が統括し、全世界の市場に向けた新品種の育成を行っております。研究施設として、日本国内では静岡県掛川市をはじめ5農場を、海外では北米、南米、欧州などに10農場を配しております。
研究開発者はグループ全体で約381人、当連結会計年度における研究開発費は44億40百万円であります。当連結会計年度の主な研究内容及び成果は、次のとおりであります。

(1)国内卸売事業および海外卸売事業
①野菜
当連結会計年度は、一般社団法人日本種苗協会主催の第64回全日本野菜品種審査会におきまして、ホウレンソウ「プログレス2号」及びコマツナ「なかまち32号」が1等特別賞及び農林水産大臣賞を受賞し、ブロッコリー「ハートランド2号」、レタス「インターセプト」、キャベツ「アーリースター」が1等特別賞及び食料産業局長賞を受賞いたしました。
新品種といたしましては、強い耐寒性をもつ高品質ダイコン「冬みね2号」、安定した着果性と肥大性を兼ね備えたカボチャ「くりほまれ」、非常に甘く糖度が長持ちするバイカラー品種トウモロコシ「しあわせコーン」など、生産者にも消費者にも喜んでいただけるオリジナリティある品種を発表し、各地から高い評価を得ております。
また、成長著しい海外市場におきましては、日本国内だけでなく、海外の各農場においても、それぞれの文化、風土に適合した育種を進め、成果が上がっております。

②花
当連結会計年度は、花の産業分野において活躍した個人や企業、団体などに贈られる一般財団法人日本花普及センター主催の『日本フラワービジネス大賞2013』(育種、生産部門)の大賞を受賞いたしました。これは、当社のトルコギキョウの育種開発が国内外へのトルコギキョウ普及に先駆的な役割を果たしたことが、改めて評価されたもので、研究部門にとって大きな励みとなっております。
また、一般社団法人日本種苗協会主催の第59回全日本花卉品種審査会におきまして、ビオラ「SK0-837」が1等特別賞及び食料産業局長賞を受賞いたしました。
育種開発の実績といたしましては、従来品種に比べてコンパクトで短日期の開花性に優れ、栽培しやすいカリブラコア「ふわリッチ」シリーズ6色を市場投入いたしました。さらに、観賞切り花用ヒマワリとして世界初のべと病抵抗性品種を開発し、今後、切花生産コストや労力の削減に貢献する新品種の投入により、規模の大きなヒマワリ市場で高い成果を挙げることが期待できます。
昨年の創業100周年をひとつの礎とし、次の新たな100年に向けて、更なるオリジナル品種を育種開発し、「心の栄養」を全世界の人々に届けられるよう、今後も努めてまいります。

(2)小売事業
当事業に該当する研究開発は行っておりません。

(3)その他事業
当事業に該当する研究開発は行っておりません。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00006] S1002WXN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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